■店長ブログ2021年5月分 店長の憂鬱(メンズエステの裏側)
■店長ブログ2021年5月分 店長の憂鬱(メンズエステの裏側)
厨二病みたいなタイトルになってしまいましたが、最近の出来事やメンズエステ運営の裏側について書いていこうと思います。
毎回のことですが、まったく役には立ちません(笑)
■ライバル新店の入店祝金20万円にトップセラピストが色めき立つピンチ
近隣のライバル店のオープンで「1名限定枠!有名セラピストなら入店祝金20万」というのを見かけました。
詳細はわかりませんがまだ出ていないようだったので、当店のセラピストに雑談で話してみました。
店長「◯◯さんなら貰えるかもしれませんね」
◯◯セラピスト「それは凄い!ちょっと見てみます!」
店長「えっ?えっ?そんな」
〜5分後〜
◯◯セラピスト「(意気消沈した様子で)募集要項に30歳未満の容姿端麗な女性って書いてあった!これじゃ応募すらムリだ!」
店長「(セ…セーフ…危な…)」
余計なことは言うもんじゃないですね(笑)
■面接ドタキャンの実情
おそらくメンズエステの店長を始めて一番最初に面食らうのは、面接のドタキャンだと思います。
・まず応募が来てもやりとりの途中で30%は音信不通になります。
・面接当日に確認を入れますが、ここでまた30%くらいはリスケやキャンセルになります。
・さらに当日確認できていたのに面接場所にちゃんと来ない人も20%くらいいます。
・あとは面接で条件面を細かくお話しして折り合わない場合や、当たり前ですが採用基準に達していない場合もあります。
いかに良いセラピストを獲得するのが難しいか、ご理解頂けるのではないでしょうか・・・
もはや超ハードなサバイバルなみの生存率です(笑)
そして特にひどかった実例をなんとご紹介!(特定できる部分はトリミングしています)
【左が応募者】 【右側店長】
〜この後、指定時間に面接場所に向かいましたが、ブロックされ既読もつかず、応募者も現れませんでした〜
面接予定時刻20分前に時間変更から音信不通コンボです・・・
これは絶対によけられないと思います(笑)
辛いです・・・
■親族を次々に死なすセラピスト
業界では「親族殺す系」と言うそうです。
親族が亡くなったのを欠勤理由に連発する女性です。
【実例】
まず最初は研修&デビュー当日のことでした。
①当日に「先ほど祖母が亡くなり葬儀が◯日なので、本日と葬儀の日を休ませてください」
この時点で違和感がありました。
・先ほど亡くなったのに葬儀日程が決まっている。
・葬儀の日が友引であること(笑)
②そして数日後の出勤当日「先ほど愛犬が亡くなり、本日ペット葬なので本日休ませてください」
③さらに数日後の出勤中「先ほど祖母が亡くなり、本日の早退と葬儀が◯日なので葬儀の日を休ませてください」
全部先ほど亡くなりで、全部葬儀日程がもう決まっていました(笑)
身内の不幸と言われると厳しくしにくいところがありますが、さすがにお店としても厳しいので出勤日数を制限させてもらい渋々了承してもらいました。
すると数日後の出勤当日に「お店辞めます」とLINEがあり1分以内に返信しましたが、すでにブロックされていました(笑)
尚、調べたらすでにそのセラピストはもう次のお店が決まっていて、もう出勤までアップされていました・・・
こちらはルームが当日終日空いてしまってダメージを負っているのに・・・くうっー!
2週間くらいで3名(1匹?)を連続で死なすミステリーのようセラピストのお話しでした。
万一本当であれば不謹慎ですが、辞め方含めた状況からそれはないと思っています。
■店長の憂鬱
こんな感じなので案外メンズエステの店長の仕事はストレスフルです。
上司にヘコヘコするのはヤダ!と思ってメンズエステの店長を始めて、結局セラピストにヘコヘコするという無限ループも多いと思います(笑)
実際に私もトップセラピストにヘコヘコし過ぎて、もはや腰の曲がった農家のおじいちゃん状態になっています(笑)
メンズエステ店長って、もっとこう良い思い出来ると勝手に思っていました。
結局は給料日にお金を握りしめパチンコやメンズエステに向かうのを楽しみにする生活です・・・
■最後に真面目な話です
ここまで見てくださったコアなユーザー様へお伝えしたいことがあります。
ネットでの誹謗中傷とかプライバシーの侵害とかは本当に気をつけた方がいいと思っています。
会社員の方だと開示請求とか正直ピンとこない部分もあると思うのですが、当店に限らずメンズエステ店やレギュラークラスのセラピストであれば、状況的にも金銭的にも開示請求は割と普通に出来ます。
相手にしないという選択をするセラピストもいれば、プライドにかけて闘うというセラピストもいます。
実際、先日もセラピストから相談がありました。
やりたいけどわからないというセラピストには店舗側で対応をとることもします。
軽い気持ちの誹謗中傷でも、反撃を受けた時のダメージは甚大だと思います。
ここまで読んでくださるようなコアな方には、女性が気持ち良く働ける環境にご協力頂ければと思います。
よろしくお願い致します。
今回も最後までお付き合いくださりありがとうございました。